東京藝術大学に現役合格し、音楽の頂点を目指せる環境にいた常田大希さんですが、実は大学中退をしています。
また高校時代はほとんど授業に出席していなかったという話も。
音楽の道を究めるために超難関の東京藝術大学に入学したのに、なぜ常田大希さんは大学中退という選択をしたのでしょうか?
実は、その背景には常田大希さんの音楽への深い思いと、誰も予想できなかった戦略があったんです。
高校時代から独自の道を歩み始めていた常田大希さんの学生時代、そして中退からその後の活躍に至るまでの軌跡を、詳しく見ていきましょう!
常田大希のプロフィール
- 名前:常田大希(つねた だいき)※本名同じ
- 年齢:32歳(2024年12月現在)
- 生年月日:1992年5月15日
- 出身:長野県伊那市
- 担当:作曲・編曲・音楽プロデュース
King Gnuのリーダーとして活躍している常田大希さん。
実は、幼い頃から音楽に囲まれて育った音楽家です!
両親もピアノ演奏者(お父さんはジャズピアノ、お母さんはクラシックピアノ)で、常田大希さんは5歳からチェロを始めていました。
音楽の才能は学生時代から光っていました。
高校3年生の時に日本クラシック音楽コンクールのチェロ部門で3位を獲得。
その上、リットーミュージック最強プレイヤーズコンテスト2009のベース部門では準グランプリも手にしています!
今は、King Gnuの活動に加えて、音楽家集団「MILLENNIUM PARADE」の主宰者としても精力的に活動中。
作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとして、新しい音楽に挑戦し続けています。
これからの音楽シーンでの活躍にも期待したいですね!
常田大希の大学中退理由が深い!
東京藝術大学音楽学部器楽科に入学した常田大希さん。
芸術系の最高峰と言われる大学に現役合格したんです!
この大学は、複数年の浪人生活を経て入学する学生が多いことで知られているので、常田大希さんの実力の高さが分かりますね。
しかし、入学と同時に中退を考えていたというから驚きです。
その理由として常田大希さんは、
「クラシック音楽は再現芸術の世界。自分とはマインドが根本的に違うから、やりたいこととはちょっと違う」
と、語っています。
実は常田大希さんは、在学中に世界的な指揮者の小澤征爾さんが主宰する若手オーケストラでチェロ奏者として活躍していたんですよ!
それなのに1年足らずに中退を決意したのには、もっと深い理由がありました。
常田大希さんの心にあったのは「社会と結びついた音楽をしたい」という強い思い。
クラシック音楽の世界では既存の曲を完璧に演奏することが求められますが、常田大希さんが目指していたのは、新しい音楽表現の創造。
この決断が、後のKing Gnuの革新的な音楽性につながっていったんですね!
- クラシック音楽の「再現芸術」という考え方と、自分のマインドとの違い
- 「新しい音楽表現を創造したい」という強い思い
そんな常田大希さんの学生時代を中学校から振り返ってみましょう。
常田大希の出身中学は伊那市立東部中学校
常田大希さんの出身中学は伊那市立東部中学校です!
実は、この中学時代からすでに音楽の才能が開花していたようです。
野球部と合唱部を両方やっていたという意外な一面も!
特に合唱部では、マリンバの伴奏を担当して、なんとNHK全国学校音楽コンクールの全国大会に出場。
面白いことに、実は今のKing Gnuのボーカル・井口理さんは、この中学校の同級生!
二人とも合唱部に所属していましたが、当時はそれほど仲が良かったわけではなかったそうです。
中学1年生からはギターも始めていて、MTR(マルチトラックレコーダー)を使って作曲も始めていました。
その頃から、クラシックやジャズはもちろん、サイケデリックロックやオルタナティブロックなど、幅広いジャンルの音楽を聴いていたとのこと。
常田大希さんが初めてバンドを組んだのも中学時代で、当時はギターを担当していました。
作曲のきっかけについて、「ビートルズの多重録音を聴いて影響を受けた」と話しています。
このように、中学時代から音楽の才能を開花させ、様々なジャンルの音楽に触れていた常田大希さん。
今のKing Gnuの独特な音楽性は、この頃から培われていたのかもしれませんね!
・出身中学は伊那市立東部中学校
・NHK全国学校音楽コンクールの全国大会に出場(マリンバの伴奏を担当)
・初めてバンドを結成(ギター担当)
常田大希は高校にほぼ出席しなかった?
常田大希さんは長野県立伊那北高校を卒業しています。
実は、長野県立伊那北高校は偏差値65~67の進学校として知られている高校です。
県内でも上位に位置する学校で、理数科と普通科の2つの学科があります。
面白いことに、常田大希さんは高校にはあまり真面目に通っていませんでした。
その理由が音楽への情熱にありました。
当時、常田大希さんは1日8時間もチェロの練習をしていました。
その努力が実を結び、高校3年生の時には日本クラシック音楽コンクールのチェロ部門で3位という素晴らしい成績を収めています!
それだけではありません。
高校2年生の時には、「最強プレイヤーズコンテスト」のベース部門で準グランプリも獲得しています。
高校時代は帰宅部でしたが、独自の音楽活動も精力的に行っていました。
高校1年生の頃からバンドを組んで、オリジナル曲を演奏。
さらに、レコード会社にデモテープを送るなど、すでにプロを意識した活動を始めていました。
授業にはあまり出席していなかったものの、その時間を音楽の練習や創作活動に費やしていた常田大希さん。
結果として東京藝術大学に現役合格を果たすなど、常田大希さんは独自の方法で、しっかりと自分の道を切り開いていったんですね!
・出身高校は長野県立伊那北高校
・1日8時間ものチェロの練習
・高校3年生の時には日本クラシック音楽コンクールのチェロ部門で3位
・高校2年生の時には、「最強プレイヤーズコンテスト」のベース部門で準グランプリも獲得
・高校1年生の頃からバンドを組んで、オリジナル曲を演奏。
大学中退後の常田大希の活躍は?
大学を中退した後、常田さんは意外な行動を取りました。
なんと1、2か月ほどインドでバックパッカーとして過ごしていました。
「いろんな意味でカルチャーショックを受けた」と語っているように、この経験が音楽的な視野を広げることにつながったとのこと。
そして帰国後、常田大希さんも予想していない展開が待っていました。
なんと東京藝術大学の学園祭に出演することになり、そこで昔の後輩だった井口理さんと再会!
この再会がKing Gnu結成のきっかけとなったんです。
常田大希さんのソロプロジェクト「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」に井口さんが参加したことで意気投合し、2017年にKing Gnuが誕生。
わずか2年後の2019年には紅白歌合戦に出場を果たすなど、急速に注目を集めていきました。
さらに、音楽家集団「MILLENNIUM PARADE」の主宰者としても活動。
作曲家、編曲家としても才能を発揮し、人気アーティスト米津玄師さんの楽曲のプロデュースも手がけています。
大学中退は、常田大希さんにとって新しい扉を開く決断だったんです。
クラシック音楽の世界に留まらず、ロック、エレクトロニカ、映画音楽など、ジャンルを超えた自由な音楽表現を追求。
この選択があったからこそ、今の革新的な音楽活動が実現したと言えますね!
SPACE SHOWER MUSIC AWARDSでBEST CREATIVE PERSONを受賞するなど、その独創的な才能は音楽業界からも高く評価されています。
さらなる進化を遂げている常田大希さんから今後も目が離せません!
・2017年にKing Gnu結成
・2019年には紅白歌合戦に出場
・音楽家集団「MILLENNIUM PARADE」の主宰者としても活動
・SPACE SHOWER MUSIC AWARDSでBEST CREATIVE PERSONを受賞
常田大希の大学中退理由が深い!高校にほぼ出席せずにも戦略が?学歴を調査! まとめ
- 常田大希の大学中退の理由:
東京藝術大学に現役合格するも、「社会と結びついた音楽をしたい」という強い思いから1年も経たずに中退。
クラシック音楽の再現芸術という枠を超えて、新しい音楽表現を追求したかった。 - 常田大希が高校に出席しなかった理由:
1日8時間にも及ぶチェロの練習に打ち込み、コンクールで好成績を収める。
さらに高校1年生からバンド活動やオリジナル曲の制作を開始。音楽活動に専念する時間を確保していた。 - 常田大希の出身中学やエピソード
伊那市立東部中学校で野球部と合唱部に所属。NHK全国学校音楽コンクールに出場し、現在のKing Gnuメンバー・井口理さんとも同級生だった。
中学1年からギターを始め、作曲活動もスタート。 - 現在の活躍:
King Gnuのリーダーとして、さらにMILLENNIUM PARADEの主宰者として活動。
作曲家、編曲家としても活躍し、様々なアーティストとのコラボレーションも実現。
今回、常田大希さんの大学中退について詳しく見てきました。
常田大希さんは、幼少期からチェロを始め、中学時代には作曲活動をスタート。
高校では猛練習の末にコンクールで好成績を収めるなど、音楽一筋に頑張ってきました。
大学を中退したことで、むしろ自由な音楽表現が可能になり、今では私たちの想像を超える素晴らしい音楽を届けてくれています。
音楽への情熱を持ち続け、自分の信じる道を歩み続けた常田さんの姿勢からは、夢を追いかける勇気と決断力の大切さを教えてくれている様に感じます。
常田大希さんの大学中退という決断は、一見大きなリスクに思えたかもしれません。
でも、その先にある自分の音楽を追求したいという強い思いがあったからこそ、今の素晴らしい音楽活動につながっていることが分かりました!
音楽への夢を持つ方はもちろん、まだ自分の道を探している方も、常田大希さんの生き方から何かヒントが見つかるかもしれません。
自分らしい表現や生き方を見つけるヒントとして、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント